vol.54 今日も誰かの結婚式。

「さやこ!ごはん食べに行くよ!」

と言われて業務用の車に乗せられ、着いたところは知らない人の家でした。

…ということが、時々あります。

そして、着いたところは知らない人の結婚式会場でした。ということも時々あります。

インドネシアの結婚式は門戸がとても広いです。私は2回ほど行ったことがありますが、一回は知らない人(配属先の関連部署の人だそうです)、もう一回は知り合いの知り合い(本気で知らない人)の結婚式でした。

(ちなみに、配属先の部署のスタッフの結婚式には呼ばれませんでした…細かいことは気にしない)

招待客はもちろん招待状をもらって行くのですが、別に招待された人だけが行くわけではなく、その友人、家族、近所の人…などなど、関係者もろもろアポなしで参列していいようです。

なんてオープンなんだ!

1000円程度のお祝儀(相場は知りませんが…)を包む、こともあれば包まずにお邪魔することも。私一回しか包んだことないよ。

これが一般的かはわかりませんが、基本的に自宅にお客様を招待し、新郎新婦とそのご両親(=知らない人)におめでとうを伝え、一緒に写真を撮り(インドネシア人はとにかく写真好き)、

そして、ごはんをいただくのが定番。

知らない人たちが大量に来るので人数がわからないためか、食事は大抵ビュッフェスタイルです。際限なくインドネシア料理やフルーツ、デザートが振舞われます。普段町で見るインドネシアのお菓子や食べ物を一気に寄せ集めた感じ。美味しい。

ごはんをいただいたらもう一度新郎新婦とそのご両親におめでとうを伝えて帰ります。大体開催時間の間にお宅に行って、お腹が満足したら帰るんですがこんな自由でいいんでしょうか。と時々思いますが、インドネシアは基本的に自由です。笑

さて、晴れ着は島や地域、宗教によって異なるようです。私の町で連行された結婚式では、ウエディングドレスのような服で着飾っておられました。SNS等で見聞きする限り、新婦はつけまつ毛がはんぱないです。お化粧もたいがい分厚いですが、まつ毛がばっさばさすぎて人様のお写真を拝見する度に驚きます。もう別人…。

また、結婚式の日数や内容も地域によって大きく異なるようです。

ロンボク島の伝統的な結婚式は、新婦の家から新郎の家まで、大勢の人が伝統衣装を着、伝統的な音楽を奏でながら練り歩きます。その姿はまるで大名行列。

私の住む町は農村部で、渋滞とは無縁なのですが(都市部は日常的に渋滞していますが)、私の町で唯一渋滞に巻き込まれる原因となるのが、結婚式。

タクシーのメーター上がるんですけど!!!とイライラする私をよそに、結婚式の大名行列は堂々と道をふさぎます…おめでとうございます。

大名行列で道がふさがれるのはいい迷惑だけど(本音)、伝統衣装や伝統音楽を味わえるのはちょっとだけ嬉しいです。

ところで、なんと私、日本では一度しか結婚式にお呼ばれしたことがありません。それも叔母の結婚式ただ一度きり。インドネシアでの方が多い!!(インドネシアでも2回きりですが)

ご祝儀とか、いい服着るとか、お久しぶりな方々にお会いするとか正直めんどくさいので(正直すぎてすみません)、お呼ばれされなくて全然いいです。決してお呼ばれされなくて拗ねているのではなく根がめんどくさがりですみません。

…と思うけど、仕事着すっぴんでごはんを食べに行けるインドネシアの農村部の結婚式の美味しいこと!招待されてなくても毎回うきうきしてついていきます。

日本の友人様達、結婚しなくて、または結婚式をしても呼ばないでいてくれてありがとう!(めんどくさがりの薄情者ですみません)

インドネシアの皆様、いつでも結婚式にお呼びください!喜んでごはんを食べに行きます!笑