vol.43 インドネシアの年末年始。

新年明けましておめでとうございます。
旧年中はきんちゃい掲示板 および、インドネシア・ロンボク島からの記事をご覧いただきありがとうございました。
2017年が、皆様にとって素晴らしい一年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

…と、書くのが遅くなりました。そろそろ新年の挨拶をするには遅いですか。そうですね。
今年もマイペースに、自由にインドネシアのことをお伝えしたいと思っています。
なので!今さらですが、インドネシアの年末年始事情をお伝えします!(今年も相変わらず強引です)

インドネシアは国民の90%前後がイスラム教徒なので、クリスマスとはほぼ無縁です。
私の住む町ではクリスマス感は1ミリもありませんでした。
しかし、都市部や観光地のデパートや高級ホテル等に行くと、クリスマスツリーやスカートサンタのお姉様、雪景色を模した光景がみられます(※インドネシアでは雪は降りません。ここは南国です)
インドネシアは多民族国家であること、またパンチャシラというインドネシアの建国5原則に定められているように、それぞれの宗教を尊重することが重要視されています。
私のいる田舎町ではあまり目にしなかったものの、多様性を認めることの大切さが、都会のあちこちで見て取れるインドネシアです。
しかも、クリスマスは祝日なんだぜ!多様性って大事だなあ〜お休み増えるしな!笑


そして、年末年始事情。
インドネシアでは西暦の暦を使ってはいますが、イスラム教徒にとっての新年は断食月の後で訪れます。(今年は5月下旬から断食月が始まり、断食月の終了する6月末が新年にあたります)
彼らにとっての年明けはまだまだ先の話。
とはいえ、多様性を認めるインドネシア。家族や友達、職場で集まってカウントダウンをしたり、年が明けると打ち上げ花火をするのがインドネシアスタイルです。
私は秘蔵の日本食・年越しインスタントつけ麺をいただき、紅白も観られるわけがなく、家に引きこもって新年を迎えましたが、
今年は自宅から打ち上げ花火を見ることができてびっくり。
インドネシアでは、クリスマスやお正月等、イベント事で打ち上げ花火をする様子をよく目にします。といっても日本の花火には程遠く、小さい打ち上げ花火ですが。
ちなみに、インドネシアの暦は、三が日とは程遠く、年末は31日まで、年始は2日からおつとめ開始なんだぜ!
「日本では年末年始は1週間近く休みになるから、私は今、働いちゃいけないんだよ‼︎」と活動先の同僚にぐちりながら、元旦以外はボランティアに精を出す柳澤です。

そんな感じで、インドネシアの年末年始は多様性にあふれています。
日本でクリスマスやハロウィン等、日本古来の宗教と異なるお祝いをすると、それは宗教じゃなくて騒ぎたいだけだろ、と言われることがありますが、インドネシアでは多様性の尊重、と言われる不思議。
でもこの心が広い価値観、私は好きですね。日本も断食とかムハンマドの誕生日も祝うといいよ。ハロウィンもイースターも宗教の多様性だよ。

そんな、クリスマス・年末年始とイベント事の重なるこの時期、
マイペースなインドネシア人らしい飾りを発見!

↑メリークリスマスとハッピーニューイヤーをいっぺんに祝ってしまう、という荒技@ロンボクの空港。

これなら、クリスマスの飾りをしまい損ねても大丈夫☆
私もたいがい大ざっぱで面倒くさがりですが…インドネシア人の、上を行く発想にはいつも驚かされます。